仕事を知る
WORKS
技術部門
スタッフ
久保さん
生産技術課
⼯程企画係係⻑
インタビュアー
しげるくん
「この仕事に興味があるけど不安も…。
どんな仕事をするの?やっぱりキツいの?」
仕事の内容
- Q.ここは、何を作っているところなんですか?
- ここはものづくりのための工程(ライン)を作り上げていくところだよ。
例えば部品が入ってくるところ、組み付けるところ、完成品をトラックに運んでいくところなど、ライン全体のレイアウトを考えて行くんだ。
実際にものづくりを行う部署ではないけど、安全・品質・生産性を高めるとても大事な役割を持つ部署なんだ。
流れについて
- Q.なるほど!生産技術は「縁の下の力持ち」
なんですね!じゃあ、実際にどんなふうに
ラインが作られていくんですか? - まずは営業が受注した仕事に対し、企画を考案するところからスタートするんだ。
スケジュールを作成して計画に沿った生産準備を実施していくんだけれど、実はひとつのラインを作り上げる仕事は、1年以上かかる大変な業務なんだ。
無事にラインが完成して、稼働がスタートしても、それで終わりじゃない。稼働中に発生する不具合や、さらなる改善点をどんどん見つけて改善していくよ。
現場のオペレーターから出てくる困りごとに応えていくこともあるけど、オペレーターは多少の不具合はがまんしてしまう。だから私たちが積極的に気づいて改善していくために、稼働中のラインにも常に気を配っているよ。
やりがいについて
- Q.この仕事をやっていてよかった!と
思うことってありますか? - 難しい問題を解決できたときの達成感は、この仕事の大きなやりがいだと思っているよ。
例えば工程のレイアウトを考えているときに、スペースの問題で設備の配置がうまくいかないこともあるんだ。そういう物理的な問題は特に難しくて、チームのみんなで協力し合って壁に向かっていくんだ。困難な問題が解決できたときは、とても嬉しいよ。 - Q.この仕事って、誰の役に立っている仕事なの?
- 最終的には自動車を購入しているお客さまを大事にしているけど、その前に自分たちは「現場のオペレーター」のことを考えながら仕事をしているんだ。
この仕事では、安全・品質・生産性が重要な課題。もちろん利益(コスト)も意識しながら安全を第一に、会社(シーゲル)とオペレーターに貢献していけるようがんばっているよ。
仕事の大変なところについて
- Q.じゃあ逆に、「この仕事はここが大変!」と
思うところってありますか? - 生産技術はシーゲルに新しく設置された部署で、まだメンバーも少ないんだ。だから「課内の誰にも経験がない」という状況からスタートする仕事が時々ある。 わからないことが多い仕事は大変だけど、「知らないからできない」「わからないからできない」ではなく、仲間と協力しながら挑戦していくよ。
- Q.そういうときは、どうやって乗り越えるん
ですか? - この仕事はアイディアや発想力が大事なんだ。自分の力では解決できないことは、仲間を頼って発想やアイディアを出し合ってみんなで実現に向かっていくよ。
ただ知識や経験は蓄積されていくものだから、自分たちが経験したこと、覚えたことをマニュアル化して、後輩たちに受け継いだり、みんなに共有していけるようにしているよ。
部署の雰囲気について
- Q.部署のみなさんは、どんな雰囲気ですか?
- みんなが自分の意見をしっかりと話すことができる、働きやすい環境だよ。上司はよく話を聞いてくれるし、自分たちの考えを遠慮なく発言できて意見交換が活発なんだ。
命令や指示に合わせて動くというよりも、上司がしっかりと目標を定めてくれて、みんなで取り組んでいくような職場だよ。
先輩の指導方法などOJTについて
- Q.この部署に配属されたら、どんなふうに
仕事を教えてもらえるんですか? - まず基礎的な知識は勉強で、一通り先輩が説明していくよ。ただ実際に経験してもらうことで、早く覚えていけることも多いんだ。だから作業をしながら、自分で何がわからないかを発見してもらうことが大事になる。
現場で覚えることが多い職場だけど、どんな仕事であっても誰でもこなしていけるように、さっきも話した「業務のマニュアル化」を進めていこうと思っているんだ。
もちろん先輩がしっかりとフォローしていけるように、OJT制度の導入も検討しているよ。